【無料で使える】初心者におすすめのホームページ作成ツール5選
ホームページ作成は、ビジネスにおいて欠かせない要素の一つです。この記事では、ホームページの役割と作成方法について詳しく紹介します。オンラインプレゼンスの向上からオリジナリティ重視まで、ホームページの目的と選択肢を検討しましょう。
目次
ホームページ作成の役割とは?
ホームページ作成(Webサイト制作)の役割や目的は、多岐にわたりますが、特に重要なものは以下の5つです。
オンラインプレゼンスの向上
法人であれ個人事業主であれ、ホームページは、オンラインプレゼンス(インターネット上での認知度や影響力)を高める役割を果たします。
特にデジタル化やDX(デジタルトランスフォーメーション)が加速している昨今、GoogleやYahoo! JAPANの検索結果において上位表示させるSEO施策は、集客に欠かせません。
顧客やユーザーへの情報提供
ホームページは、個人や企業のビジネスに関連する情報提供を行う機能も担っています。
「会社案内」「商品・サービス紹介」「営業時間・場所」などを掲載することで、顧客やユーザーは必要な情報に簡単にアクセス可能です。
Webマーケティング施策の実践
ホームページは、企業や個人のビジネスにおいて、Webマーケティング施策の基盤となります。
たとえばSNSやWeb広告を使って集客をするときも、ホームページはランディングページ(商品・サービス紹介ページ)の役割を担うことが多いです。
ブランドイメージの構築
ホームページは、いわば会社の顔であり、ブランドイメージや知覚品質(消費者が認識する品質)の向上を図るには欠かせないものです。
「見やすい」「読みやすい」「専門性が高い」といった、質の高いホームページを作成することで、ユーザーから好印象や信頼を獲得できます。
お問い合わせの窓口
ホームページは、顧客がお問い合わせや資料請求などを行う窓口にもなります。
顧客の連絡先を直接聞くことができるため、見込み顧客の獲得という役割の一端も担います。
以上のようにホームページが果たす役割は、重要なものばかりです。
そのため、ホームページをもっていない方は、早めに作成することをおすすめします。
ホームページ作成方法は3種類
ホームページの作成方法は、大きく分けると、以下の3種類に分類されます。
ウェブサイトビルダーを使用する
ウェブサイトビルダー(別名:ホームページビルダー)は、特定のプラットフォームやサービスが提供するツールやテンプレートを使用して、簡単にホームページを作成できる方法です。
ウェブサイトビルダーの代表例を挙げると、Wix・Squarespace・Weeblyなどがあります。
これらのプラットフォームは、ドラッグ&ドロップエディタやカスタマイズオプションを提供しており、初心者でも使いやすいです。
CMS(コンテンツ管理システム)を使用する
CMSは、コンテンツの作成・管理・公開を簡単にするためのツールです。
Contents Management System(コンテンツ・マネジメント・システム)の略で、直訳すると「コンテンツ管理システム」になります。
CMSの代表例を挙げると、WordPress・Joomla・Drupalなどです。
これらのCMSを使用すると、テーマやプラグインを選択して独自のデザインを作成し、コンテンツを追加・編集できます。
ウェブ制作のプロに依頼する
プロフェッショナルであるウェブ制作会社、あるいはフリーランスに依頼して、ホームページを作成する方法もあります。
たとえばウェブデザイナーやウェブ開発者に要件を伝え、カスタムデザインや機能を実現してもらうことができます。
ただし、ウェブサイトビルダーやCMSを利用した方法よりも、制作コストは高くなるでしょう。
まとめると、安く簡単にホームページを作成しようと思ったら、基本的に「ウェブサイトビルダーを使うか、CMSを使うか」の二択です。
それでは、具体的にどんなツールがよいのか、比較しながら見ていきましょう。
初心者向け無料ホームページ作成ツール5選
数あるウェブサイトビルダー・CMS(コンテンツ管理システム)のなかでも、初心者におすすめしたい無料ホームページ作成ツールは、以下の5つになります。
まずは「無料プラン」から始めて、物足りなくなってきたら「有料プラン」に移行するとよいでしょう。
デザイン性重視なら「Strikingly」
Strikingly(ストライキングリー)は、数分でウェブサイトを制作できるホームページ作成ツール(ウェブビルダー)です。
Strikinglyの特徴は、スタイリッシュなデザインであり、デザイン性の高さを重視している方におすすめできます。
Strikinglyの料金プランは、主に以下のとおりです。
- 無料プラン
0ドル - 有料プラン
・LIMITED 8ドル/月
・VIP 49ドル/月
・PRO 16ドル/月
※すべて1年ごとに課金
無料プランの機能・特徴は、以下になります。
- 無制限の無料版サイト
- Strikingly.comドメイン
- 月間の帯域幅5GB
- 500 MBサイトごとの合計ストレージ
- 複数ページ – サイトごとに5ページ
- シンプル・ストア(商品1つまで)
- 共同編集者を招待する
- 24時間サポート
もっと詳しく知りたい方は「Strikingly公式サイト」をご覧ください。
LP作成メインなら「ペライチ」
ペライチは、専門知識なしでスピーディかつ簡単に使えるホームページ作成ツールです。
ペライチは、ペラッと1枚を意味するビジネス用語でもあり、特にランディングページ(LP)の作成に向いています。
料金プラン(税込)は、主に以下のとおりです。
- 無料プラン
フリープラン0円 - 有料プラン
・ライトプラン1,465円/月
・レギュラープラン2,950円/月
・ビジネスプラン3,940円/月
・プロフェッショナルプラン6,910円/月
※すべて一括払いの年間プラン
無料プラン(フリープラン)の機能は、以下になります。
- 公開ページ数の上限1ページ
- ページ編集
なお無料プランであるものの、有料で次のオプションをつけることも可能です。
- フォーム設置(1件税抜100円)
- 予約(1件税抜100円)
- 決済(6%+40円 〜)
もっと詳しく知りたい方は「ペライチ公式サイト」をご覧ください。
テンプレート重視なら「Wix」
Wix(ウィックス)は、世界190カ国で2億人以上に利用されているホームページ作成ツールです。
無料で使えるホームページテンプレートが800種類以上あり、テンプレートの数を重視している方におすすめできます。
料金プラン(税込)は、主に以下のとおりです。
- 無料プラン
0円 - 有料プラン(ホームページプラン)
・ベーシック900円/月
・アドバンス1,500円/月
・VIP2,700円/月
※購入時に選択した利用期間分の料金全額が、一括払いで請求されます。
※請求先住所をもとに適用される税金は、含まれません。
なお有料プランには、ネットショップ向けの「ビジネス&Eコマースプラン」(1,800円~3,800円/月)も用意されています。
無料プランの主な機能は、以下のとおりです。
- 800種類以上の「ホームページテンプレート」を無料配布
- ストレージ(データ容量)は500MBまで
- 帯域幅1GBまで
もっと詳しく知りたい方は「Wix公式サイト」をご覧ください。
企業サイト作成なら「Ameba Ownd」
Ameba Ownd(アメーバオウンド)は、AmebaブログやABEMA(旧AbemaTV)を運営する、株式会社サイバーエージェントが開発したホームページ作成ツールです。
独自ドメイン設定が無料で、ECサイトやSNSと連携できるため、コストをかけずに企業サイト(コーポレートサイト)を作成する場合に適しています。
料金プラン(税込)は、以下になります。
- 無料プラン
0円 - 有料プラン
・月間プラン960円/月
・年間プラン9,600円/年(2カ月ぶんお得)
無料プランの機能は、以下のとおりです。
- ページ数は、1サイトにつき最大10ページまで
(10ページ以上作成する場合は有料になる) - 画像の総アップロードは、容量1GBまで
- 画像ストレージは、1024MBまで
もっと詳しく知りたい方は「Ameba Ownd公式サイト」をご覧ください。
オリジナリティ重視なら「STUDIO」
STUDIO(スタジオ)は、ノーコードでWeb制作ができるホームページ作成ツールです。
コードやテンプレートに縛られず、0からオリジナリティのあるサイトを制作したい方に、おすすめできます。
年払い(20%以上お得)の料金プランは、以下のとおりです。
- 無料プラン
Free 0円 - 有料プラン
・Starter 980円/月
・CMS 2,480円/月
・Business 4,980円/月
・Enterprise(大規模サイトの場合は、お問い合わせが必要)
無料プラン(Free)の機能は、以下になります。
- サイトデザイン
- 月間PV数は10,000PVまで
- studio.siteドメイン公開
- 100CMSアイテム
(CMSアイテムとは、STUDIO CMSで制作された記事やコレクションの総称) - STUDIOバナー
もっと詳しく知りたい方は「STUDIO公式サイト」をご覧ください。
無料ホームページ作成ツールのまとめ
最後におさらいをすると、初心者におすすめの無料ホームページ作成ツール(ソフト)は、以下の5つです。
- デザイン性重視なら、Strikingly(ストライキングリー)
- LP作成メインなら、ペライチ
- テンプレート重視なら、Wix(ウィックス)
- 企業サイト作成なら、Ameba Ownd(アメーバオウンド)
- オリジナリティ重視なら、STUDIO(スタジオ)
まずは「無料プラン」から始めて、状況に応じて「有料プラン」にアップグレードするのが、初心者におすすめしたいホームページの作り方になります。
ホームページは現代のビジネスにおいて不可欠な存在となっています。選ぶべき作成方法や目的に応じて、ビジネスの成功に向けて効果的に活用しましょう。どの方法を選ぶにせよ、ホームページはオンラインプレゼンスの強化や情報提供、ブランドイメージの構築、顧客とのコミュニケーションにおいて重要なツールとなります。
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