【LINE】調査結果データをLINE広告:類似配信のシードデータとしても活用可能に
LINE株式会社(本社:東京都新宿区 代表取締役社長:出澤 剛)は11月24日、リサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」において、LINE広告の類似配信に活用できるシードデータを調査結果から作成できるようにしたと発表。
概要
調査結果データを、LINE広告の類似オーディエンスのもととなるシードデータとしても活用できるよう連携を開始。シードデータは、自社で実施したLINEリサーチの調査結果データやLINEリサーチが保有するサブ属性のデータをもとに作成ができる。
広告の類似配信においては、WEBサイト訪問者の情報や、企業が保有する顧客データなどの利用が多い。
そのため、LINEリサーチの調査結果データをシードデータとして広告配信に利用することで、既定の配信条件ではない任意の配信条件を作成できるようになる。
企業の狙いたいターゲット条件で設定・類似配信ができ、企業のマーケティング戦略に沿った精度の高い広告配信を実現。また、シードデータの取得から広告配信、広告の効果検証までがすべてLINEのプラットフォーム内で完結するため、より的確な分析が可能となる。
シードデータの作成方法
シードデータの作成方法は以下の2種類。
いずれも、既存の配信カテゴリにはあてはまらないような小~中規模カテゴリの条件や、任意の条件で広告配信を行いたい場合に適している。
1. LINEリサーチでの調査結果を、シードデータとして活用
LINEリサーチで調査を行い、その調査結果データからシードデータを作成できる。
調査~広告配信までの流れ
- LINEリサーチで調査を実施
- 調査結果から広告配信のターゲットを設定
- ターゲット条件でのサンプル数を確認後、シードデータの条件として決定
- LINE側にて、シードデータをもとに、広告配信用の対象を作るためオーディエンスを拡張
- LINE広告の配信画面にて、拡張したオーディエンスデータを設定し、広告を類似配信
シードデータの活用例
「自社商材Aの購入意向」を調査し、見込み顧客となる「今後買いたい」と回答した人のデータを条件にシードを作成。オーディエンス拡張を行い、LINE広告で配信できる。
2.LINEリサーチのサブ属性データを活用する場合
LINEリサーチが保有する LINEリサーチサブ属性データの中から、シードデータを作成できる。
シードデータとして公開可能なサブ属性のテーマの一例
- 携帯電話/通信
- 証券/保険
- 趣味/習い事
広告配信までの流れ
- LINEリサーチのサブ属性の中から、シードデータとして利用したい設問・選択肢を選択
- ターゲット条件でのサンプル数を確認後、シードデータの条件として決定
- LINE側にて、シードデータをもとに、広告配信用の対象を作るためオーディエンスを拡張
- LINE広告の配信画面にて、拡張したオーディエンスデータを設定し、広告を類似配信
シードデータの活用例
ふだんしているスポーツについて、「自転車」と「ジョギング/ランニング」の両方を回答している人を条件にシードを作成し。オーディエンス拡張を行い、LINE広告で配信できる。
<リンク>
https://www.linebiz.com/jp/news/20211124-02/
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