エアロエントリー株式会社、ソフトバンク提供の高精度測位サービス「ichimill (イチミル)」のWEB販売を開始
エアロエントリー株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役:松本篤史)は10月16日、高精度測位サービス「ichimill (イチミル)」を、2023年10月より発売したと発表した。
※本サービスは、法人・個人問わずWEB完結で購入することが可能。
ichimill (イチミル)とは
ichimill (イチミル)とは、準天頂衛星「みちびき」などのGNSS(※1)から受信した信号を利用して、RTK測位(※2)を行うことで、誤差 数センチメートルの測位を可能にするソフトバンクが提供する高精度測位サービス。
(※1)GNSS(Global Navigation Satellite System) は、QZSS(準天頂衛星システム)やGPS、GLONASS、Galileo、BeiDouなどの衛星測位システムの総称。
(※2)RTK(Real Time Kinematic)測位は、固定局と移動局の2つの受信機を利用し、リアルタイムに2点間で情報をやりとりすることで、高精度での測位を可能にする手法のこと。
ichimill (イチミル)の特徴3つ
ichimill の特徴は、主に3つある。
特徴1.RTK技術による誤差数センチメートルの測位
ソフトバンクの独自基準点が受信した信号をもとに、「測位コアシステム」で補正情報を生成し、ソフトバンクのインターネットを通して農機や建機、自動運転車、ドローンなどに搭載されたGNSS受信機(移動局)へ補正情報を配信する。
この補正情報と、GNSS受信機が受信した信号を活用してRTK測位を行うことで、誤差数センチメートルの高精度ば測位がリアルタイムで可能になる。
特徴2.高密度に独自基準点を整備
ソフトバンクは、自社の基地局の設置場所を活用することで、RTK測位に必要となる独自基準点(固定局)を全国3,300ヵ所以上に設置している。
顧客による基準点準備は必要ない。
特徴3.広域な移動でも安定した測位が可能
全国に高密度で基準点を配備しているため、非常に短い時間の切り替え(ハンドオーバー)で安定的な測位を実現する。
基準点をまたぐような長い距離を移動する際も、継続して高精度な測位が可能となる。
ichimill (イチミル)の料金
ichimill の料金や支払方法は、以下のとおり。
- 【基本料金(1ID)】18,000円(税込19,800円)
- 【契約期間】6か月
- 【支払方法】クレジットカードのみ(※VISA/Mastercardに対応)
ichimill (イチミル)の活用事例
ichimill は、ドローン飛行経路の自動制御のみならず、農業・建設の自動化、物流や監視、自動運転などさまざまな分野のDXを推進する技術として活用が期待されている。
<リンク>
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000078624.html
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