ホームページの平均ページビュー(PV)ってどれくらい?Googleアナリティクスでサクッとアクセス数の目安を調べよう
せっかくお金をかけてホームページを作ったりリニューアルをしたら、やっぱり気になるのがページビュー等の数値で示される効果ですよね。
しかし、効果の良し悪しの元となる基準値は、新しくホームページを作った場合は無いですし、ホームページをリニューアルした場合は、リニューアル前のページビューやセッションが基準値になるけれど、リニューアル前のデータがそもそも良いのか悪いのか分からない。。。
うちのホームページって普通なの?アクセス多いの?
そんな率直な疑問、Googleアナリティクスでサクッと解決しましょう。
目次
Googleアナリティクスとは?
GoogleアナリティクスはGoogleが提供するWebビーコン型のアクセス解析ツールです。利用料金は基本的には無料で、世界中で利用されているもっとも一般的で高機能。
様々な分析ができるのも良いですが、Google広告、データポータル、オプティマイズといったGoogleサービス間が連携できる点も◎。
<関連リンク>Googleアナリティクス
https://marketingplatform.google.com/intl/ja/about/analytics/
ベンチマークを活用して平均ページビュー(PV)、平均セッションを確認
それではさっそく、Googleアナリティクスで平均ページビュー(PV)、平均セッションを確認してみましょう。Googleアナリティクスでベンチマーク設定していることが必須となりますので、設定していなければすぐ設定しましょう。
Googleアナリティクスのベンチマークとは?設定方法はとっても簡単♪【2020年11月版】
ベンチマークを設定して自社の匿名データ提供すると、蓄積されたデータからベンチマークなどの機能が提供され、傾向を把握できるようになります。
自社の匿名データが他のユーザーと共有される際は、事前に自社サイトの特定につながるあらゆる情報が削除されるので安心です。
設定方法は簡単!
設定方法①Googleアナリティクスのログインし「管理」をクリック
設定方法②アカウント列のアカウント設定をクリック
設定方法③ベンチマークにチェックすればおしまい!
せっかくなので、テクニカルサポート欄とアカウントスペシャリスト欄にもチェックを入れておきましょう!何か問題があった際にサポートとのやりとりがスムーズになります。
早速、ベンチマークをチェック
ベンチマークの設定が出来たら、早速次の手順でチェックしてみましょう。
手順①左部メニューの「ユーザー」を開きベンチマーク(チャネル)をクリック
手順②:業種、地域、サイズ(1日のセッション数)を選択で完了です。
平均ページビュー(PV)/平均セッション値の割り出し方
平均ページビュー(PV)や平均セッションを割り出す最もポピュラーな方法は、最もウェブプロパティ数が多い「サイズ(1日のセッション数)」で比較することです。
当社の例
期間:2020年11月1日~2020年11月18日
業種:広告、マーケティング
地域:商圏が全国なのですべての地域(日本)
上記条件でのサイズ(1日のセッション数)毎のウェブプロパティ数
0~99=408件
100~499=164件
500~999=32件
1,000~4,999=41件
5,000以上=0件
最もウェブプロパティ数が多いサイズ(1日のセッション)は0~99のため、
0~99レイヤーを対象とします。
その結果が下図の通りです。
セッション数は平均288セッションで当社は506セッションのため約76%多い。
ページビュー/セッションは平均2.36PVで当社は1.59PVのため約33%少ない。
という結果が分かりました。
ベンチマークの平均値を経過日数で割り戻すと、1日あたりの平均セッション数は16セッション、1日あたりの平均ページビューは約38PV。
月換算(30日)をすると、480セッション、1133PVが当社業界の平均値といえます。
今のところ当社コーポレートサイトは平均値よりセッション数は高いが、ページ/セッションの少なさが課題だと分かります。
上には上がいる!上位サイトを目指そう。
最もウェブプロパティ数が多いサイズで数値が上回ったら、次にウェブプロパティ数が多いサイズにクラスアップしましょう。
当社の場合は164件のウェブプロパティ数がある100~499サイズです。
結果は下図の通り。
あ、あ、圧倒的敗北感!!
全てのチャネルで負けており、セッション数は約6分の1に。
井の中の蛙とはまさにことのこと恥ずかしー。
キーワード選定はSEO対策の要になる
Googleアルゴリズムはアップデートを繰り返し、ただ記事を量産すれば、検索順位が上がるといった単純なものではなくなりました。SEO対策には質の高いコンテンツが効果的であると言われるようになったのです。
そして質の高いコンテンツを作成するためには、このキーワードで検索する人は何を求めているかを考慮する必要があります。言い換えれば、ユーザーの検索意図に沿ったキーワード選定を行うということです。
ホームページのPVはすぐに上がるものではなく、なかなかうまくいかないこともあるでしょう。そんなときも心機一転再スタートです。がんばりましょう!
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