ネット広告・WEB広告の自社運用(インハウス)に不可欠なクレジットカードについて
インターネット広告の運用を広告代理店から自社運用にすると、必然的に今まで代理店が肩代わりしてくれていた広告費の支払いを自社で行わなければなりません。そして主要広告媒体であるGoogle広告・Yahoo広告・Facebook広告・Twitter広告はクレジットカード払いが原則です。
毎月リスティング広告に掛けている予算が数千万に及ぶ企業のインハウス化の場合、限度額によって広告費を入金できず広告配信出来ない!ということも。
今回はスマートにインハウス化する為に欠かせない、おすすめクレジットカードを紹介します。
目次
クレジットカード支払いのネット広告
Google広告
Google広告の支払い方法は請求書支払いとクレジットカード支払いの2種類がありますが、請求書支払いにするためには、以下の3つの要件を満たす必要があります。
- 会社を登録してから 1 年以上が経過している。
- 有効な Google 広告アカウントを 1 年以上良好な状態で保有している。
- 過去 12 か月のうち、お支払い額が 50 万円以上(この額は国によって異なります)の月が 3 回以上ある。
アカウント数が多く、利用する広告費が大きい広告代理店は主に請求書払いになります。
従って、インハウス化したばかりや、スタートアップ、広告予算が少額の企業はクレジットカード支払い一択になります。
Google広告の支払い情報は以下リンクから確認できます。
https://support.google.com/google-ads/answer/2375433?hl=ja
Yahoo!広告
Yahoo広告の支払い方法は銀行振込とクレジットカード支払いの二種類がありますが、銀行振込の場合は以下のデメリットがあります。
- 振込手数料は企業側負担。
- 入金タイミングは振込から3営業日後。入金タイミングによっては広告予算が尽きて配信できず、機会損失につながる可能性がある。
Yahoo!広告の支払い情報は以下リンクから確認できます。
https://ads-help.yahoo.co.jp/yahooads/ss/articledetail?lan=ja&aid=1195#c02-04
Twitter広告
Twitter広告の支払い方法は請求書支払いとクレジットカード支払いの二種類がありますが、請求書支払いには以下の要件があります。
- 最低出稿金額50万円/月。
- お申込みから広告掲載開始まで3~4営業日掛かる。
- 支払は海外送金。
最低出稿金額が決められてしまうのは一番のネックです。また、手間がかかる&送金手数料が高い「海外送金」も避けたいところです。
クレジットカードで支払うメリット
ネット広告をクレジット支払いにすると、2つのメリットを受けられます。
1.タイムラグによる機会損失が無くせる
クレジットカード支払いの場合は即日入金されるため、予算切れによる未配信を起こしません。特に、広告費が売上に直結する通販ビジネスにおいて大きなメリットです。
2.広告費に応じてポイントが貯まる
クレジットカードは利用額に応じてポイントが貯まります。還元率は1%~のクレジットカード会社が多いため、毎月100万円の広告費を使えば少なくとも年間12万円相当のポイントを得られます。
機会損失を防止できる上に、ポイントが貯まるためクレジットカードを利用しない手はありません!
広告決済用のクレジットカードは法人カード
広告決済用のクレジットカードは、法人用を選びましょう。個人用を選んでしまうと、利用規約違反になってしまう場合があるので、法人にするのが無難です。
おすすめ法人クレジットカード
スタートアップにお勧め「freee Master Card」
freeeカードは年会費無料で、最短4営業日で発行できます。最低利用限度額も30万円以上なので、すぐに事業用カードとして活用できます。
公式サイト
持っておきたいアメリカン・エキスプレス・ ビジネス・ゴールド・カード
アメックスは一律の限度のない利用枠が特徴で、電話すれば親身に相談に乗って貰えます。広告での成果が好調で、増額し一気に集客したいときも安心です。年会費は34,100円と高額ですが相応しいサービスを得られるため、1枚はもっておくといいでしょう。
クレジットカードは複数枚所持するのがオススメ!
例えば確実に停止ができないGoogle広告には限度額が大きいAmexを使用し、Twitter広告には限度額が小さいfreeeMasterCardを使用するといった使い分けをすることで、広告予算切れを防止できます。
複数枚所持するのがオススメです!
銀行振込で前払いするには?
何かの事情でクレジットカードが使えない場合もあると思います。
そんな時は不便ですが、銀行振込での前払い支払いがオススメです。詳しくは以下リンクをご確認ください。
リスティング広告は銀行振込で前払いできるの?気になる支払のコトを解説します。【2021年最新版】
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